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レーシックはどの様な手術をするの?

レーシック(LASIK)は正式名称を“Laser in Situ Keratomileusis”と言い、レーザーを眼球に照射して角膜を削るという意味を持ちます。
レーシックの治療は、その名前の通り、目にレーザーを照射することで角膜を削り、視力を矯正する手術をおこなうのですが、ここでは、どのような手術方法がおこなわれているのかをもう少し詳しくお話したいと思います。
レーシックの手術は、主に以下の4つの工程を経ておこなわれます。

1. 手術をおこなう前に、点眼薬を使用して麻酔をします。
2. 角膜の保護層を一部はがして、フラップというフタを作ります。
3. フラップをめくった部分にレーザーを照射して、視力を矯正します。
4. フラップを元に戻して自然に接着をしたら終了です。

レーシック手術にはいくつかの種類http://www.huckabees.jp/kisotisiki.htmlがあり、どの手術も一連の流れはほぼ同じですが、手術に使用をする機器の違いによって、手術を勧める症状や術後の経過などに違いが出ます。
最もベーシックな手術方法として知られているのがケラトームという手術方法で、マイクロケラトームという機器を使用してフラップを作り、レーザーを照射して治療をおこないます。
手術直後から視力が回復をする可能性の高い方法ですが、フラップの作成が医師の腕によって左右されるという特徴もあります。

そのため、イントラレーシックという、マイクロケラトームを使わずに、レーザー制御によってフラップを作成するため、医師の腕に左右されることなく一定の厚みでフラップを作成することのできる手術方法が最近では主流になっています。
また、イントラレーシックのフラップには厚みがあるため、角膜が薄くて手術がおこなえない人には、60μmほどの薄いフラップを作成することのできるエピレーシックという手術方法をおこなう場合もあります。
エピレーシックには、術後にフラップが消失をして角膜が再生をすれば、フラップがずれる心配が少ないというメリットがありますが、その反面、医師の経験によって結果が左右されるため、後遺症が現れるリスクが高いというデメリットもあります。
また、角膜が薄くても、金属アレルギーや目の大きさなどの理由によってエピレーシックを受けることのできない人は、薬液によって角膜上皮の接着を弱めて、専用の器具で角膜上皮をはがしてフラップを作成するラセックという手術方法をとる場合もあります。
レーシック手術当日の大まかな流れは、http://www.stqy.net/009.htmlのようになっています。

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